ワークシート関数
ワークシート関数は引数を取り、操作を実行して、1つまたは複数の値を返します。全関数とその使い方の例については、次を参照してください: developer-oriented documentation
マテリアルリソースで作業する場合は(Vectorworks Design Suite製品が必要)、レポートの作成に使用するMaterialPropertyの名前とタイプを参照してください。
関数には2つの基本タイプがあります。入力した値を使用する関数と、図面内の図形の情報を使用する関数です。それぞれの関数で必要な引数は異なります。
数値または文字の引数:小文字で始まる関数は、通常、引数として数値またはセルアドレスが必要です。たとえばacos関数は、関数の引数で指定された値のアークコサインを返します。入力できる引数は、数式(3/5など)、数値を含むセルのアドレス(A12など)、または実際の数値です。すべての三角関数はラジアンで引数を採ります。
条件の引数:大文字で始まる関数は、図面内の1つ以上の特定の図形に適用する必要があります。データベースの見出し行のセルでは、関数はそれぞれの下位の行に表示される図形に対して自動的に適用されます。そのため、条件の引数は必要ありません。
ただしスプレッドシートセルでは、検索条件を入力して、関数の適用先となる図形を選択する必要があります。例えば、Area関数は、条件を満たすすべての2D図形を結合した面積を返します。面積を取得する図形を指定するには、ワークシートメニューの挿入>検索条件設定コマンドを使用するか、条件を手入力します。
図形の種類、クラス、表示設定などの条件を指定する方法の詳細は、Search Criteria Formatを参照してください。